[Financial Express]ロイター通信によると、タイの米輸出価格は海外需要に支えられ、今週1か月ぶりの高値に上昇した一方、インドの米価格は供給過剰により15か月ぶりの安値付近で安定している。
バンコク在住のトレーダーは、輸出によって市場が活性化していると述べ、フィリピン、インドネシア、その他のアジア諸国などの常連顧客からの需要もあると付け加えた。
タイの米輸出は1月から10月まで前年同期比で20%増加した。
タイ産5%砕米は先週の1トン当たり490~495ドルから10月24日の週以来の高値となる500ドルに上昇した。
別のトレーダーは、為替レートのせいで価格も上昇したと述べ、インドからの価格低下により年末にかけて価格競争力が増すだろうと付け加えた。
最大の輸出国であるインドの5%砕いたパーボイルド品種は、3週連続で1トン当たり440〜447ドルで取引され、2023年7月以来の最低水準となった。
「ここ数週間価格が下落しているため、買い手は最近購入を控えている。インドでの供給が増えると予想しているため、ゆっくりと進めている」とムンバイに拠点を置く輸出業者は語った。
同国は先月、輸出促進のためパーボイルドライスに対する輸出税を廃止し、非バスマティ白米の輸出に対する1トン当たり490ドルの最低価格を撤廃した。インドの米在庫は11月に過去最高に達した。
ベトナム食品協会によると、ベトナムの5%砕米の価格は木曜日には1トン当たり520ドルで提示されたが、1週間前の価格は1トン当たり515~520ドルだった。
メコンデルタのアンザン省に拠点を置くトレーダーは「取引活動は静かだ」と語った。
ベトナム政府の税関データによると、ベトナムは11月前半に29万3484トンの米を輸出し、11月15日までの1年間の同国の米の総輸出量は805万トン、金額にして50億5000万ドルに達した。
Bangladesh News/Financial Express 20241123
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/thai-rice-prices-hit-one-month-high-1732285251/?date=23-11-2024
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