アラビカコーヒーが13年ぶりの高値

[Financial Express]ロンドン、11月23日(ロイター): アラビカコーヒー先物は金曜日、ブラジルの来年の収穫量が当初の予想より少なくなるかもしれないとの懸念から13年ぶりの高値に上昇した。一方、カカオ価格も大幅に上昇した。

3月限のアラビカコーヒーは、13年ぶりの高値3.0390ドルを記録した後、6.4セント(2.2%)上昇し、1ポンド当たり3.021ドルで取引を終えた。1ポンド当たり3ドルを超えたのは2011年以来初めて。

ディーラーらは、コーヒー豆の実のなる木が比較的少ないとの報告を受け、ブラジルの来年の収穫に対する懸念が価格高騰の原因であると述べた。

「当社はアラビカコーヒーの3カ月目標価格を1ポンド当たり3.10ドルに引き上げたが、ブラジルとベトナムからの供給が依然として期待を下回る可能性があるため、この予想には大幅な上振れリスクがあることに留意する」とシティは顧客向けメモで述べた。

ブラジルでは、10月の雨にもかかわらず、今年初めの乾燥した天候により作物の潜在力が損なわれたようだ。

1月のロブスタコーヒーは4.1%上昇し、1トン当たり4,985ドルとなった。


Bangladesh News/Financial Express 20241124
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/arabica-coffee-hits-13-year-high-1732375997/?date=24-11-2024