ベキシムコ工場の労働争議に対処する委員会

[The Daily Star]政府は、経営難に陥った複合企業ベキシムコが所有する24の工業団地であるベキシムコ工業団地の労働・ビジネス環境を検討するため、6人からなる委員会を設置した。

労働雇用顧問のM・サカワット・フセイン氏が率いるこの委員会は、同工業団地の労働不安を解決するための短期、中期、長期の対策を勧告する予定だ。

財務顧問のサレフディン・アハメド氏、内務顧問のモハメド・ジャハンギル・アラム・チョウドリー氏、産業顧問のアディル・ラーマン・カーン氏、商務顧問のスク・バシル・ウディン氏、首席顧問の国際問題担当特使のルトフェイ・シッディーキ氏も委員会のメンバーである。

昨日内閣府が出した通知によると、同委員会は同様の企業でも望ましい労働環境を確保するために必要な措置を講じる予定だ。

バングラデシュ投資開発庁、商務省、労働省の長官ら5人で構成される委員会が諮問委員会を支援する。

バングラデシュ衣料品製造輸出業者協会の管理者も委員会を支援する予定だ。

この新たな動きは、ダッカのガジプールにある工業団地内で労働者によるデモが続いていることを受けて、政府が10月の賃金支払いを支援するためにベキシムコに国家予算から6億タカを貸し付けることを決定したことを受けて行われた。

約4万人を雇用するこの産業複合企業は、今年8月5日の大規模な蜂起によりアワミ連盟政権が追放される前はシェイク・ハシナ元首相の民間部門顧問を務めていたサルマン・F・ラーマン副会長の逮捕後、問題に陥った。

流動性危機のため、工業団地内の24のユニットでの生産が停止し、同社は原材料不足と労働者への未払い賃金に悩まされることとなった。

銀行が同複合企業への新規資金の供与に消極的であるため、同グループは原材料輸入のための新たな信用状を確保するのに困難に直面している。

同グループに貸し付けられた融資の大半が不履行となり、主要融資元であるジャナタ銀行は新規資金の供給を停止した。

銀行関係者によると、ベキシムコがジャナタ銀行から借り入れた23,000億タカのうち、19,000億タカが今年の7~9月期までに不良債権化した。

今年11月10日、バングラデシュ銀行は高等裁判所の命令に基づき、ベキシムコ・グループの財務および資産を管理する管財人を任命した。

 


Bangladesh News/The Daily Star 20241125
https://www.thedailystar.net/business/news/panel-address-labour-unrest-beximco-factories-3760916