[Financial Express]ロイター通信は、地政学的不確実性と貿易戦争への懸念から安全資産としての需要が高まり、金価格は木曜日に上昇したが、米国市場は感謝祭のため休場のため取引量は少ないと予想されていると報じた。
金現物は1205GMT時点で0.4%上昇し、1オンス当たり2,645.41ドル。米国の金先物は0.3%上昇し、2,644.70ドル。金地金は月曜日、5か月以上ぶりの大幅な1日下落を記録した。
ウィズダムツリーのマクロ経済調査ディレクター、アニーカ・グプタ氏は、ロシアとウクライナの戦争が続く中、地政学的リスクは依然として高まっており、イスラエルとヒズボラの停戦は発効しているものの、イスラエルの報復措置により緊張が続いていると述べた。
また、次期米大統領ドナルド・トランプ氏がカナダとメキシコに関税を課すと公約したことも影響している、と同氏は付け加えた。「この2カ国から生じる可能性のある影響について、若干の懸念が高まった。そのため、これは引き続き金にとって重要な支援要因であり続ける」
しかし、トランプ大統領の関税計画はインフレの潜在的な要因とも見られており、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを減速させるきっかけとなり、利回りの低い金のさらなる上昇が制限される可能性がある。
銀現物は1オンス当たり30.07ドルで横ばい、プラチナは0.4%上昇して930.75ドル、パラジウムは0.8%上昇して979.81ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20241129
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-gains-on-safe-haven-demand-1732806235/?date=29-11-2024
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