[The Daily Star]最高裁判所は昨日、コックスバザール県マヘシュカリ郡のガティバンガ、タジアカタ、ハミダルディアを含むソナディア島とその周辺地域のマングローブ林の破壊を直ちに停止するよう政府に命じた高等裁判所の命令を支持した。
最高裁判所の控訴部の判事であるモハンマド・レザウル・ハック判事は、高等裁判所の指令に異議を唱えるコックスバザールの地元住民6人が提出した控訴許可請願について、何の命令も出さなかった。
しかし、最高裁判所の判事は、高等裁判所に対し、この件に関して発せられた規則を2か月以内に処分するよう求めた。
昨日の審理では、上級弁護士のモハンマド ルフル・クドゥス・カザル氏が上訴人側の弁護を行い、弁護士のモハメド・シシル・マニール氏とサダム・ホッセン氏が令状請願人側の弁護に出廷した。
令状請願を受けて、高等裁判所は10月23日、政府の関係当局者に対し、ソナディア島および近隣地域の違法なエビ養殖事業をすべて撤去し、マングローブの破壊に関与した人物に対して適切な法的措置を取り、90日以内にこの裁判所に遵守報告書を提出するよう命じた。
高等裁判所はまた、ソナディア島とその隣接地域のマングローブ林の保護における彼らの不作為がなぜ違法と宣言されるべきではないのか、また、1995年バングラデシュ環境保護法に基づいてマングローブ林の保護を指示されるべきではない理由を、回答者(役人)に説明するよう求める規則も出した。
請願書の中で、請願者は昨年5月20日にデイリー・スター紙に掲載された「最後の防衛線が破壊される:マングローブ林が伐採され、賃貸され、開発のために奪われ、沿岸住民はサイクロンによる大きな危険にさらされている」という見出しの記事を添付した。
Bangladesh News/The Daily Star 20241129
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/sc-upholds-hc-order-protect-mangroves-3764146
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