各国、プラスチック汚染協議の行き詰まりを警告

[Financial Express]釜山、11月30日(AFP):外交官らは土曜日、少数の代表団が妥協の要求に抵抗し続ければ、大多数の国が世界初のプラスチック汚染協定の協議から離脱する可能性があると警告した。

約200カ国がプラスチック汚染を抑制する協定の交渉のため韓国の釜山に集まっている。

しかし、画期的な合意に達するための取り組みは、生産量の削減や、人体の健康に害を及ぼすと考えられている、あるいは害が知られている化学物質の段階的廃止など、いくつかの重要な問題点をめぐって行き詰まっている。

100カ国以上がこれらの措置を支持しており、これらの措置のない条約では汚染危機を解決できないと主張している。

しかし、化石燃料由来のプラスチック原料を生産する国を中心に、約12カ国が強く反対している。

その結果、交渉終了予定日のわずか1日前になっても、草案は相反する見解と矛盾する表現で満ち溢れたままであり、不満は高まっている。

「ここにいる代表者の圧倒的多数は、野心的な条約を要求している」とパナマ代表団長のフアン・カルロス・モンテレイ・ゴメス氏は述べた。「生産削減がなければ、条約はない」。「少数の大きな声でプロセスを妨害するわけにはいかない」と同氏は付け加えた。

強力な合意を求める数十カ国からなる「ハイ・アンビション・コアリション」の外交官も同様の意見を述べた。

「我々は重要な有効要素を中心に団結し、離脱の準備をしている大きなグループだ」と、非公開の審議について匿名を条件にAFPに語った。

同氏は、「一部の国」が投票の呼びかけを積極的に検討していると警告したが、これは全会一致による合意という国連の伝統的なアプローチを回避し、「大いに疑問を抱かせる」可能性がある。

これは「最後の手段」としてますます議論される可能性だとコンゴ民主共和国のJMボペ・ボペ・ラップウォン氏は語った。

「合意に達しなければ、投票せざるを得なくなると思う。失敗するためにここまで何キロもかけて来たわけにはいかない」と同氏はAFPに語った。


Bangladesh News/Financial Express 20241201
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/nations-warn-of-deadlock-at-plastic-pollution-talks-1732979963/?date=01-12-2024