[Financial Express]シンガポール/ハンブルク 12月2日(ロイター) - シカゴ小麦先物は月曜日、アルゼンチン、ロシア、その他の黒海産小麦の輸出市場での価格低下に圧迫され、下落した。ディーラーらはロシアの新たな輸出割当量を軽視している。
大豆は若干下落した。米国の輸出販売が好調との期待が、ブラジルの記録的な収穫高の予想を上回ったためだ。ブラジルとアルゼンチンの作物に今週降雨が予想されているのは喜ばしいことだが、これが大豆とトウモロコシの双方にとって下落要因となった。「今のところ小麦の不足はないので、市場は圧力を受けている」とシンガポールの穀物トレーダーは語った。
シカゴ商品取引所(CBT)の最も活発な小麦先物は、11時3分時点で0.6%下落し、1ブッシェル当たり5.44ドルと1/4ドルとなった。大豆は0.08%下落し、1ブッシェル当たり9.88ドルと3/4ドル、トウモロコシは0.4%下落し、1ブッシェル当たり4.31ドルと1/4ドルとなった。
アルゼンチンと黒海産小麦の輸出価格の低下は、ロシア政府がインフレ抑制に動く中、2025年の小麦輸出割当量を3分の2削減し、小麦輸出税を引き上げるという金曜日の決定を上回った。
コンサルタント会社アグロコンサルトは、ブラジルの2024/2025年大豆収穫量は過去最高の1億7,220万トンになると予想しており、2022/23年に記録された現在の過去最高の1億6,240万トンを上回ると述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20241203
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/wheat-falls-on-supply-pressure-1733152482/?date=03-12-2024
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