ギニアのサッカー試合で衝突により56人死亡

[Financial Express]コナクリ、12月2日(BBC):ギニア政府によると、同国第2の都市ンゼレコレで行われたサッカーの試合中に衝突があり、少なくとも56人が死亡した。

一部の報道によれば、審判がビジターチームのラベ選手2人を退場させ、物議を醸すペナルティキックを与えたことがきっかけとなったという。

ウリー・バハ首相は声明で、犯人捜しのための捜査が開始されていると述べ、事件を「悲劇的」と呼び、遺族に哀悼の意を表した。

名前を明かすことを望まなかったある医師はAFP通信に対し、「病院には見渡す限り遺体が並んでいる」と語った。「他にも廊下の床に横たわっている遺体もある。遺体安置所は満杯だ」と付け加えた。

地元メディアは、アウェーチームのラベのサポーターが審判に腹を立ててピッチに向かって石を投げた後、警察が催涙ガスを使用したと報じた。「すべては審判の判定に異議を唱えたことから始まった。その後、ファンがピッチに乱入した」と目撃者の1人がAFPに語った。

ソーシャルメディアに投稿された動画や画像には、スタジアムの外では大勢の群衆が壁を乗り越えようとしたり、多数の死体が地面に転がったりと混乱した様子が映っている。地面に反応なく横たわっている人の中には、子どももいるようだ。

ンゼレコレの地元ジャーナリスト、ポール・サコウヴォギ氏はBBCに対し、同地域ではインターネットへのアクセスが制限されており、負傷者が治療を受けている病院の入り口は警察が警備していると語った。


Bangladesh News/Financial Express 20241203
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/clashes-leave-56-dead-in-guinea-football-match-1733153419/?date=03-12-2024