[The Daily Star]バングラデシュ暫定政府は、2024~25年度の国内総生産(GDP)成長率予測を6.75%から5.25%に修正する見込みだ。
この問題は昨日、バングラデシュ事務局で行われたサレフディン・アハメド財務顧問の議長による財政調整評議会の会議で議論された。
暫定政府がGDP成長率、インフレ、現行年度の修正予算の見積もりについて議論したのは今回が初めてだった。
会議に出席した政府関係者によると、政府は2024~25年度のインフレ目標を、同年度予算案で目標としている6.5%から9%に修正する可能性があるという。
国際通貨基金(IMF)は先日、世界経済見通しの中で、バングラデシュの成長率予測を2.1パーセントポイント引き下げて4.5パーセントとした。これは、世界的なコロナウイルスのパンデミックが発生した2019~20年度以来の最低水準だ。
2019-20年度、同国は3.4%のGDP成長を記録した。
今年6月初め、IMFはバングラデシュの今年度のGDP成長率が6.6%になると予測した。
IMFの見通しではその理由は言及されていない。
世界銀行は8月、「最近の政治的混乱に伴う大きな不確実性」と「データの入手不可」を理由に、2024~25年度のバングラデシュ経済の成長予測を1.7パーセントポイント引き下げ、4パーセントとした。
GDP成長率は最低3.2%、状況が改善しても最高5.2%になる可能性があるとしている。
これは、アジア開発銀行が7月と8月の政情不安によるサプライチェーンの混乱を理由に、バングラデシュの成長予測を6.6%から5.1%に引き下げた後のことだ。
Bangladesh News/The Daily Star 20241203
https://www.thedailystar.net/business/news/govt-may-cut-gdp-growth-projection-525-fiscal-year-3766906
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