[Financial Express]ロンドン、12月5日(ロイター):ニューヨーク産ココアは5日、5カ月半ぶりの高値を付けた。市場では今年、十分な供給回復が見込めるかどうか依然として疑問視されており、業界は価格下落を買いのチャンスと捉えている。
ココア
ニューヨーク産ココアは、6月中旬以来の高値となる9,792ドルを付けた後、1215GMT時点で4%上昇し1トン当たり9,770ドルとなった。
ディーラーらによると、チョコレートメーカーや加工業者は火曜日の価格下落を受けて購入を選択したといい、コートジボワールの今シーズンの輸入量は34%増加しているものの、2022年のような「通常の」年と比べると約15%減少していると指摘した。
ICE取引所でのココアの在庫も10月初旬から開始されており、ディーラーらはエクアドルからの最近の入荷を指摘している。
ICEのロンドン・ココア先物は2.5%上昇し、1トン当たり7,763ポンドとなった。
コーヒー
アラビカコーヒー先物クック2は1.3%上昇し、1ポンド当たり3.0755ドルとなった。市場は月曜日と火曜日に7%急落した後、安定を続けている。アラビカコーヒーは金曜日に1977年以来の高値を記録した。
ディーラーらは、市場は依然としてブラジルの農作物の見通しを懸念しており、先週、トレーダーのアトランティカとカフェブラスが裁判所の監督下で債務再編を申請したことによる影響にも神経質になっていると述べた。
ロブスタコーヒーは月曜日と火曜日に約15%下落した後、1.7%上昇して1トン当たり4,831ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20241206
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/cocoa-hits-over-five-month-high-coffee-steadies-1733414585/?date=06-12-2024
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