[Financial Express]ムンバイ、12月5日(ロイター):野村は、経済成長への懸念が高インフレとルピー安への懸念を上回ったため、インド準備銀行が金曜日に金利を引き下げるという逆張りの予想を堅持した。
野村は、ロイターの調査でインド準備銀行が金利を25ベーシスポイント引き下げると予想した5人のエコノミストのうちの1人である。
残りの62カ国は、小売物価上昇率が1年以上ぶりにインド準備銀行(RBI)の許容限度を超え、ポートフォリオ流出と米大統領選後のドル高によりルピーが定期的に過去最安値に落ち込む中、現状維持を予想している。
しかし野村は、価格高騰は広範囲に及ぶものではなく、食品など一部の品目に集中しており、野菜など変動の大きい品目を除けばインフレは依然として抑制されていると指摘した。
投資銀行は、今後1年間のインフレ見通しは良好だと述べた。
野村はルピーについて、インドは主に成長資本を引き付けているため、成長安定の兆候がなければ対外部門への圧力が継続し、通貨がさらに下落するだろうと述べた。
成長に焦点を当てる
野村氏は「インド準備銀行の主な目的は、成長という目標を念頭に置きながら物価の安定を維持することだ」と述べた。
「インド準備銀行の金融引き締め政策などさまざまな要因により、成長の犠牲は増加しているとの見方を私たちは長い間保ってきた。」
インド経済は勢いを失い、7~9月期のGDP成長率は7四半期ぶりの低水準に落ち込んだ。
それでも、インド準備銀行が金利を据え置くと予想しているバンクオブアメリカ証券は、成長が弱い間は為替レートの考慮が影響するだろうと述べた。
「政策思考プロセスの新たな側面は、最近の株式市場からの資金流出とルピーへの圧力であり、インド準備銀行は大規模な介入によってこれを管理してきた」とバンク・オブ・アメリカは述べた。
「ルピーの突然の弱さは、金融の安定性と輸入インフレに対する懸念を前面に押し出す可能性がある。」
Bangladesh News/Financial Express 20241206
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/rupee-weakness-will-not-deter-india-cenbank-from-cutting-rates-nomura-says-1733422228/?date=06-12-2024
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