ハシナ首相復帰に向けた取り組み

ハシナ首相復帰に向けた取り組み
[The Daily Star]バングラデシュ首席顧問のシャフィクル・アラム報道官は昨日、インドのビクラム・ミスリ外務大臣の訪問がバングラデシュとインドの関係を強化するだろうとの期待を表明した。

同氏は外交官学校での演説で、「我々は両国国民の利益となるよう二国間関係の向上を目指している。同時に、インドとの公正、平等、威厳ある関係を望んでいる」と述べた。

彼は、隣国同士が共有する歴史的、文化的、言語的な絆と、国境を越えた河川への相互依存を強調した。

外務大臣らが主導する外務省協議も含まれる予定の今回の訪問は、シェイク・ハシナ前首相が8月に失脚して以来、初の高官級協議となる。協議ではさまざまな問題が取り上げられる予定で、シャフィクル外相は「相互利益を育むにはすべてが重要だ」と主張している。

ハシナ氏は、7月の蜂起中の「大量殺人」と年間160億ドルの流用疑惑について、暫定政府がハシナ氏に対する正義を求める決意を改めて表明した。インドとの犯罪人引き渡し条約に基づき、ハシナ氏を連れ戻す取り組みが進められている。

一方、アプルボ・ジャハンギル報道官代理は、ミスリ外相が首席顧問と会談する可能性はあると述べた。しかし、インドとの「不平等条約」に関する協議は後日行われる可能性があると付け加えた。

彼はまた、偽情報に対抗するためにインドのジャーナリストをバングラデシュに招待し、現地から報道するよう促した。


Bangladesh News/The Daily Star 20241209
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/efforts-bring-back-hasina-3771301