[Financial Express]ハンブルク、12月9日(ロイター):シカゴ市場の小麦価格は上昇したが、トウモロコシと大豆は安定していた。米農務省(USDA)の世界の需給見通しで米国の在庫が減少するとの見通しを前にディーラーらがポジションを取ったためだ。
ロシアの輸出が減速する可能性があるとの見方から小麦は支援された。
シカゴ商品取引所(CBO)で最も取引量の多い小麦は、12時25分時点で0.9%上昇し、1ブッシェル当たり5.62ドル3/4セントとなった。トウモロコシは変わらず1ブッシェル当たり4.40ドルで、金曜日につけた5カ月ぶりの高値付近にとどまった。大豆は0.08%上昇し、1ブッシェル当たり9.94ドル1/2セントとなった。
アナリストらは、火曜日に発表される農務省の月例需給報告で、米国のシーズン終了在庫の推定値が引き下げられると予想している。
「市場は総じて、火曜日の米国農務省の需給見通しを上回っている」と、ストーンエックスの商品リスクマネージャー、マット・アマーマン氏は述べた。「ロシア政府が先週、輸出の流れを減速させる新たな措置を取ったことを受けて、ロシアの輸出が減速するとの見通しと、今冬これまでのロシアの農作物の不振に対する懸念が、小麦を支えている」
Bangladesh News/Financial Express 20241210
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/chicago-wheat-up-corn-and-soy-stable-1733759333/?date=10-12-2024
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