[Financial Express]パリ、12月9日(AFP):フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、新首相を指名し政治危機を打開するよう圧力が高まる中、月曜日に各党首らと一連の協議を行う予定だった。
先週、極右派と極左派の議員らが緊縮予算をめぐる対立を受けて歴史的な不信任決議を採択し、ミシェル・バルニエ首相の少数派政権を追放する取り組みに加わった。
マクロン大統領は月曜日の朝、中道派リオット派、マリーヌ・トンデリエ率いる緑の党幹部、共産党の無所属議員らと面会する予定だった。
ヤエル・ブラウン=ピベット国会議長は、新たな政府首脳は「今後数時間以内に」任命されるはずだと述べた。
彼女は大統領の中道派陣営に対し、右派共和党(LR)、無所属議員、社会党と連携するよう促した。
「多数派を獲得したので、もはや非難される可能性はない」と彼女は日曜日に語った。
議会の不信任案可決は60年以上ぶりの出来事となり、政治危機が深刻化し、マクロン大統領(46歳)に退陣と早期総選挙を求める声が高まった。
反抗的なマクロン大統領は先週、残りの任期を全うするつもりだと述べ、「30か月間の有益な行動」を誓い、「近日中」に新首相を任命すると約束した。
週末、トランプ大統領は国内の政情不安から束の間の休息を取り、2019年の壊滅的な火災から回復したパリのノートルダム大聖堂の再開式に、ドナルド・トランプ次期米大統領やウォロディミル・ゼレンスキーウクライナ大統領を含む世界各国の首脳を招いた。
マクロン大統領は現在、政治的、経済的混乱を抑えるために、不信任決議を乗り越えて来年度の予算を可決できる政府を樹立するという大きなプレッシャーにさらされている。
Bangladesh News/Financial Express 20241210
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/pressure-grows-on-macron-to-name-new-premier-1733768127/?date=10-12-2024
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