[Financial Express]ニューヨーク、12月9日(ロイター):ドナルド・トランプ次期大統領は日曜放送のインタビューで、2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃に関わった暴徒らに就任初日に恩赦を与えると述べ、広範な恩赦付与への期待が高まった。
トランプ大統領は、NBCニュースの「ミート・ザ・プレス・ウィズ・クリステン・ウェルカー」で、2020年の大統領選での敗北を覆すことを狙った襲撃で起訴された支持者らをいつ恩赦する予定かと問われると、「初日に非常に迅速に行動するつもりだ」と述べた。
トランプ大統領はウェルカー氏に対し、襲撃中に容疑者が「過激」または「狂気」な行動をとった場合、恩赦には「いくつかの例外」がある可能性があると語った。襲撃では140人以上の警察官が負傷し、数人が死亡した。
アメリカ史上最大の刑事捜査と称されるこの事件では、1月6日の襲撃事件で少なくとも1,572人の被告が、立ち入り禁止区域への不法侵入から扇動陰謀、暴力行為まで多岐にわたる罪で起訴されている。
司法省の最新データによると、そのうち1,251人以上が有罪判決を受けたり有罪を認めたりしており、645人が数日から22年までの懲役刑を宣告されている。
しかしトランプ大統領は、自身の支持者に対する訴追は本質的に腐敗していると述べ、襲撃事件で暴力行為を行ったとされる者を含む、すでに有罪を認めている900人以上の被告を恩赦する可能性を排除しなかった。
「私は全てを検討するつもりだ。個別のケースも検討するつもりだ」とトランプ氏は述べた。
この発言は、トランプ大統領が11月5日の選挙でカマラ・ハリス副大統領を破って以来、恩赦問題について最も詳しく述べたものであり、1月20日にトランプ大統領が就任宣誓を行えば、すでに高まっている広範な行動への期待をさらに高めるものとなるだろう。
Bangladesh News/Financial Express 20241210
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/trump-vows-to-pardon-jan-6-rioters-on-day-one-1733768113/?date=10-12-2024
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