[Financial Express]北京、12月9日(AFP):中国のナンバー2の指導者である李克強首相は月曜日、多国間金融機関のトップらを北京に迎え、「脱グローバリゼーション」が世界経済にさらなる負担をかけていると警告した。
李強首相は、国際通貨基金、世界貿易機関、世界銀行などの組織のトップが出席したサミットの開会演説でこの発言をした。
「現在、世界経済の成長が鈍化している状況で、不確実性はさらに高まり、世界経済の運営に大きな支障をきたしている」と李首相は、中国の首都にある豪華な釣魚台国賓館で出席者らに語った。
同氏はさらに、「2020年以降、世界的に新たな差別的な貿易・投資措置の数は毎年増加している」と付け加えた。
「脱グローバリゼーションの傾向はますます悪化していると言える」と李氏は語った。
中国は不動産部門の長期にわたる債務危機や若者の失業率の高さなど逆風と戦っている。一方、李首相の発言の直前に発表された公式データでは、11月の全国インフレ率が0.2%に鈍化し、需要の弱さがさらに示された。中国の指導者らは、北京に重い関税を課すと脅しているドナルド・トランプ次期米大統領の就任を前に、対外貿易を強化する方法を模索している。
Bangladesh News/Financial Express 20241210
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/chinese-premier-warns-world-financial-leaders-of-deglobalisation-risks-1733767486/?date=10-12-2024
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