[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は火曜日に2週間ぶりの高値に上昇した。中東での緊張の高まりと、今月発表される米国の利下げ観測が追い風となり、今週後半に発表される米国の主要インフレ指標に注目が集まっている。
金現物は12時26分現在、0.7%上昇して1オンス当たり2,678.21ドル。米国の金先物は0.6%上昇して2,700.80ドル。
FXTMのシニアリサーチアナリスト、ルクマン・オトゥヌガ氏は、金曜日の米雇用統計により12月のFRB利下げ観測が強まった一方、中東の地政学的緊張と中国人民銀行が6カ月ぶりに金購入を再開するとの報道が金価格を支えていると述べた。
CMEフェドウォッチツールによると、トレーダーらは来週の米金利25ベーシスポイント引き下げの確率を約86%と見ており、これは先週の73%から大幅に上昇している。
投資家は、水曜日に発表される米国の消費者物価指数(CPI)と木曜日に発表される生産者物価指数(PPI)に注目しており、どちらもFRBの決定に影響を及ぼすと予想されている。
オトゥヌガ氏は「予想以上に好調な米消費者物価指数(CPI)報告により、2024年12月以降のFRB利下げ観測が後退すれば、金強気派は障害に直面する可能性がある」と付け加えた。
利回りのない金塊は、低金利環境や経済または地政学的に不安定な時期に輝く傾向があります。
シリアの情報筋は火曜日、イスラエル軍がシリア南部の緩衝地帯を越えてダマスカスの南西25キロまで進軍し、シリア軍の標的に対して夜通し空爆を行っていると報じた。イスラエルは緩衝地帯を越えたことを否定した。
Bangladesh News/Financial Express 20241211
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-hits-2-week-peak-on-fed-rate-cut-optimism-1733853656/?date=11-12-2024
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