[Financial Express]エルサレム、12月10日(ロイター):イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、長期にわたる汚職裁判で、裁判所の命令により火曜日に初めて証言台に立つ予定だ。この命令により、首相は数週間にわたり法廷と戦略会議の間を行き来することになる可能性が高い。
イスラエルは1年以上にわたり、ガザ地区でパレスチナ武装組織ハマスとの戦争を続けており、その間ネタニヤフ首相は出廷開始の延期を認められていた。しかし木曜日、判事らは同首相が証言を始めなければならないとの判決を下した。
裁判所は、収賄、詐欺、背信行為の罪に問われているネタニヤフ首相は、ガザ戦争や、隣国シリアを含む中東の広範な混乱による新たな脅威の可能性にもかかわらず、週3回証言する予定だと発表した。
ネタニヤフ首相は2019年、億万長者の友人からの贈り物をめぐる3件の事件と、好意的な報道と引き換えにメディア界の大物に規制上の便宜を図ろうとした容疑で起訴された。首相は不正行為を否定している。
ネタニヤフ首相は裁判の日が近づくにつれ、法執行機関に対する戦前のおなじみの非難を復活させ、自身に対する捜査を魔女狩りと呼んだ。同首相は容疑を否認し、無罪を主張している。
「イスラエルの民主主義に対する本当の脅威は、国民が選んだ代表者ではなく、有権者の選択を拒否し、いかなる民主主義でも受け入れられない過激な政治捜査でクーデターを起こそうとしている法執行当局の一部だ」と同氏は木曜日の声明で述べた。
ネタニヤフ首相は月曜夜の記者会見で、自分の話を語れるようになるまで8年間も待っていたと述べ、捜査中に証人が受けた扱いに憤りを表明した。
Bangladesh News/Financial Express 20241211
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/netanyahu-takes-stand-in-corruption-trial-1733853983/?date=11-12-2024
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