米国のインフレデータが優勢となり金価格は横ばい

[Financial Express]シンガポール、12月11日(ロイター):金価格は水曜日、横ばいで推移した。投資家らは、来週の米連邦準備理事会(FRB)の利下げの可能性に影響し、中央銀行の2025年の見通しに関する手掛かりとなる可能性がある米国のインフレ率の発表を待ち望んでいる。

金現物は12時16分現在、1オンス当たり2,695.91ドルで横ばいで推移し、取引開始前には11月25日以来の高値を付けた。米国の金先物は0.4%上昇し、2,727.80ドルとなった。

時間の経過に伴う指標を追跡する「オンスあたりの米ドルでのスポット金価格」というタイトルの折れ線グラフ。

ストーンエックスのアナリスト、ローナ・オコネル氏は、市場は今後のインフレ率に注目しており、来週のFRBによる25ベーシスポイントの利下げはすでに織り込まれていると述べ、政策に関するさらなる洞察を得るには来週のパウエル議長の会合後のコメントに注目が集まるだろうと付け加えた。

米国の消費者物価指数(CPI)データは13時30分(GMT)に発表される予定で、コアCPIは前月比0.3%、年率3.3%上昇すると予想されている。

キャピタル・ドットコムの金融市場アナリスト、カイル・ロダ氏は「予想される(消費者物価指数の)数字は、来週のFRBの(金利)引き下げにゴーサインを出したとほぼ示しており、それが金にとって必要なきっかけになるかもしれない」と述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20241212
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-prices-flat-as-us-inflation-data-dominates-1733935403/?date=12-12-2024