すべての宗教団体の権利は「保証される」

すべての宗教団体の権利は「保証される」
[Financial Express]ダマスカス、12月11日(AFP/BBC):シリアの新首相は、バッシャール・アサド大統領を追放したイスラム主義主導の同盟がすべての宗教グループの権利を「保証」すると述べ、戦争を逃れた数百万人に帰還を呼び掛けた。

アサド大統領は、イスラム主義のハヤト・タハリール・アル・シャム(HTS)グループとその同盟者が先頭に立った電撃的な攻勢の後、シリアから逃亡した。この攻勢により、アサド大統領の一族による50年にわたる残忍な統治は華々しく終焉を迎えた。

反体制活動の疑いのある者は投獄されたり殺害されたりした50年間の息苦しい生活に耐えてきたシリア全土と世界中のシリア人が、この勝利を祝福した。

アサド大統領の打倒によりシリアが未知の世界に突入する中、新政権は国内の宗教的少数派に対し、彼らを抑圧しないとの確約を求めている。

イスラム教スンニ派のHTSはシリアのアルカイダ支部に根ざしており、発言を穏健化しようと努めているものの、多くの西側諸国政府からテロ組織として禁止されている。

ロシアはシリアの迅速な対応を要求

安定化、イスラエルを批判

クレムリンは水曜日、シリア情勢の急速な安定化を望んでいると述べ、イスラエルの攻撃と、イスラエルが併合したゴラン高原沿いの「緩衝地帯」の設定を批判した。

ロシアはまた、ウクライナに対する軍事攻勢は依然として「絶対的な優先事項」であると述べたが、同国でのほぼ3年にわたる軍事作戦は、反政府勢力の電撃的な攻勢に直面して長年の同盟国であるバッシャール・アル・アサド大統領を支援できないことを意味するのではないかという疑問が浮上している。

「我々は、何とかしてできるだけ早く国内の情勢が安定することを望んでいる」とクレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は記者団に語った。

クルド人主導の部隊が発表

マンビジで米国が仲介した停戦

シリア北東部を掌握するクルド人主導の勢力は水曜日、イスラム主義派主導の反政府勢力がバッシャール・アル・アサド政権を倒した後、マンビジのトルコ支援戦闘員と米国の仲介による停戦に達したと発表した。

日曜のアサド大統領追放を受けてトルコが支援するグループが北部で攻勢を開始して以来、アラブ人が多数を占める都市マンビジでの衝突で戦闘員218人が死亡した。


Bangladesh News/Financial Express 20241212
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/all-religious-groups-rights-guaranteed-1733934731/?date=12-12-2024