暫定政権を失敗として描写しようとする政党

暫定政権を失敗として描写しようとする政党
[The Daily Star]情報放送省顧問のナヒド・イスラム氏は昨日、政党は改革を主導したいがために暫定政府の信用を失墜させようとしていると述べた。

「したがって、彼ら(政党)は改革よりも選挙を重視している」と、改革と選挙について問われた同氏は、チリの元社会開発大臣ジョルジオ・ジャクソン氏にそう語った。

ジョルジオ氏は、ナヒド氏が前例のない暴動と表現した事態を受けてバングラデシュ暫定政府が直面している課題について議論するためナヒド氏と会談した英国グローバル・パートナーズ・ガバナンス(GPG)代表団の一員だった。

会談中、ナヒド氏は暫定政権が直面している主な課題を強調した。

「法と秩序の維持、経済問題への対応、政党との合意に基づく改革努力の推進、そして世界的なコミュニケーションの確立は、最も差し迫った懸念事項の一つだ」と彼は述べた。

ナヒド氏は代表団に対し、人権を守り国際的な誤解に対抗するための暫定政府の努力についても強調した。

「バングラデシュは長年、人権危機に直面してきました。人々は投票できず、何千人もの人々が強制的に失踪させられました。国民は息苦しい状況にありました。そのため、人権保護は暫定政府の主要目標の一つです。」

「これほど強力な独裁者がこれほど短期間で倒れたことを人々は理解していない。その結果、国内外でさまざまな陰謀が進行している。少数派弾圧に関するプロパガンダも広まっている。多くの人々が、この運動が人民の蜂起であったことを否定しようとしている」とナヒド氏は語った。

元スコットランド議会議員のジェレミー・パービス卿が国際社会から必要な支援について質問すると、ナヒド氏は「蜂起後の民主化プロセスと大量虐殺裁判に関するあなたの経験と助言は我々にとって極めて重要です」と述べた。

外務・英連邦・開発省のマット・チャーター氏を含むGPG代表団は、蜂起後の移行期間を乗り切り、民主改革を強化するための支援を約束し、暫定政府への全面的な支援を確約した。


Bangladesh News/The Daily Star 20241212
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/politics/news/political-parties-trying-portray-interim-govt-failure-3774306