[Financial Express]ヘルシンキ、12月12日(AFP): ヘルシンキ中心部近くの薬物乱用者の人気の待ち合わせ場所では、中毒者さえも、フィンランドでは特に若者の間で薬物問題が悪化していると警告している。
状況は「まったく新しいレベル」に達したと、ステファノとだけ名乗る30代前半の男性がAFPに語った。
政府の統計は、問題の深刻さを明らかにしている。2023年の薬物関連死者数は過去最高の310人となり、2015年以降の増加傾向を示している。
死者のうち91人は25歳未満で、この年齢層では過去最多となり、過去12か月のほぼ2倍となった。
欧州連合(EU)の麻薬庁によると、2022年に25歳未満の薬物による死亡者数でこれより悪い成績を収めたEU加盟国は、スロバキア、オーストリア、ルクセンブルクの3カ国のみだった。
しかし、フィンランドでは、EUの薬物中毒者の平均年齢である約40歳よりも10歳ほど若くして死亡するという、不名誉な記録がある。
「状況は耐え難いものになっている」と、薬物乱用者を支援するヘルシンキのAクリニック財団のアウトリーチ活動責任者、アンヌスカ・ダル・マソ氏は語った。
Bangladesh News/Financial Express 20241213
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/drug-deaths-among-young-finns-soar-1734027413/?date=13-12-2024
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