2024年にバングラデシュでジャーナリスト5人が殺害される:RSF

[Financial Express]国境なき記者団(RSF)の2024年総括レポートでは、2024年にバングラデシュの5人を含む54人のジャーナリストが殺害されるなど、世界中の報道の自由の悲惨な現状が浮き彫りになったとバングラデシュ連合ニュースが報じている。

紛争地域や抑圧的な政権下でジャーナリストが最大の犠牲を払うケースが増えていると報告書は指摘している。

RSFによると、パキスタンで多数のジャーナリストが殺害され(7人)、バングラデシュを揺るがした抗議活動(5人)により、アジアは殺害されたメディア関係者の数が2番目に多い地域のままとなっている。

54人のジャーナリストのうち31人が紛争地域で命を落とし、過去5年間で最も高い死亡率となった。

ガザ地区はジャーナリストにとって最も危険な地域として特に取り上げられており、死亡者の約30%を占めている。同地区では、35人のジャーナリストが仕事に関連してイスラエル軍に殺害されたと報じられている。

報告書は、メディア弾圧というより広範な問題を強調しており、現在世界中で550人のジャーナリストが投獄されており、これは昨年より7.0%増加している。イスラエルは2023年10月以降、拘留者数が急増しており、ジャーナリストを投獄する第3位の国となっている。

報告書はまた、34カ国で約100人のジャーナリストが行方不明になっている強制失踪についても明らかにしている。

驚くべきことに、これらの事件の45パーセントは、権威主義体制下や政府の怠慢による強制失踪によるものである。


Bangladesh News/Financial Express 20241213
https://today.thefinancialexpress.com.bd/metro-news/five-journalists-killed-in-bd-in-2024-rsf-1734028054/?date=13-12-2024