SAARCが復活すれば地域は恩恵を受ける

SAARCが復活すれば地域は恩恵を受ける
[The Daily Star]ムハマド・ユヌス首席顧問教授は昨日、南アジア諸国の指導者に対し、地域全体の人々の幸福のためにSAARCを活性化するよう改めて呼びかけた。

「南アジア地域協力連合(SAARC)は私にとって非常に重要だ。首席顧問に就任した直後から、このフォーラムの活性化について話した」と彼は語った。

彼はダッカの国営迎賓館ジャムナからビデオ会議を通じて南アジア地域協力連合腫瘍医連盟(SFO)の会議に出席して演説した。

SFOの代表団もジャムナでユヌス氏と会談した。

ノーベル賞受賞者は、インドとパキスタン間の問題により機能不全に陥っているSAARCを活性化させることで、南アジア全体が恩恵を受けるだろうと述べた。

「両国間の問題が南アジアの他の国々に影響を及ぼしてはならない」と同氏は述べ、さらに「南アジアの指導者たちが毎年会い、一緒に立ち写真を撮れば、我々が団結しているというメッセージが世界中に伝わる。そうすれば南アジア諸国は世界に前向きな印象を与え、前進する助けとなるだろう」と付け加えた。

会議中、主任顧問はSFO創設者のABMFカリム教授に敬意を表した。

ユヌス教授は、作家でテレビタレントの弟ムハンマド・ジャハンギルが癌と診断されたとき、カリム教授が自分と家族をいかに助けてくれたかを振り返った。

同氏は、国内の人々は依然としてがん治療に必要な支援を受けられていないと述べた。しかし、がん患者への治療提供におけるSAARCの役割を称賛した。


Bangladesh News/The Daily Star 20241213
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/region-benefit-if-saarc-revived-3774766