[Financial Express]キエフ、ウクライナ、12月13日(AFP):ロシア政府は13日、ウクライナがロシアを攻撃するために米国の兵器を使用することに反対するドナルド・トランプ次期米大統領の姿勢は、ロシアがウクライナに大規模な空爆を開始した数時間後、モスクワの立場と「完全に一致している」と述べた。
約3年にわたる紛争は、1月のトランプ大統領就任を前に激化しており、停戦交渉の憶測が高まる中、双方とも戦場で優位に立とうとしている。
ロシアは金曜早朝、気温が氷点下まで下がる中、ウクライナの電力網を標的として過去最大規模のミサイル攻撃を実施した。モスクワはこれを、キエフが今週初めにロシア南部の飛行場に米軍の兵器を発射したことに対する報復攻撃と称した。
クレムリンは、キエフのATACMSミサイル使用に対して対応すると警告した後、ロシアの奥深くを攻撃するためにこの兵器を使用するのは「愚かな」考えだと述べたトランプ大統領を称賛した。
「声明は、緊張が高まった理由に関する我々の見解、我々の立場と完全に一致している」とクレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は記者団に語った。
「それは我々にとって感銘的だ。トランプ氏が事態を悪化させている原因を正確に理解していることは明らかだ。」
モスクワは、ウクライナに供給された西側諸国の武器に対して繰り返し激怒しており、西側諸国の武器の使用はNATO諸国をほぼ3年に及ぶ紛争の直接的な参加者にしていると主張している。
「米国の長距離兵器の使用に対抗して、ロシア軍はウクライナの燃料・エネルギーインフラの重要施設に対して大規模な攻撃を実施した」とロシア国防省はテレグラムへの投稿で述べた。
DTEK電力会社は、この攻撃によりウクライナのいくつかの発電所が「深刻な被害」を受け、数千人の住民が停電したと発表した。
ミサイル81発を撃墜したと主張した。
Bangladesh News/Financial Express 20241214
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/kremlin-praises-trump-pounds-ukraine-in-massive-attack-1734111818/?date=14-12-2024
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