[Financial Express]財務実績に問題を抱えるミラクル・インダストリーズは、急騰の根本的な理由がないにもかかわらず、過去1か月間ダッカ証券取引所(DSE)で株価が急騰した。
運転資金不足のため工場が4年間停止していたため、同社は過去5年間の会計年度で損失を計上した。累計損失は24年度末時点で5億1,300万タカに達し、25年度第1四半期にはさらに2,852万タカの損失を被った。
セメント、肥料、塩、飼料、砂糖、食用穀物、化学薬品用のさまざまなタイプの袋を製造しているミラクル・インダストリーズの株式は、わずか1%の現金配当を宣言した20年度以降配当を支払わなかったため、今年5月から「Z」カテゴリーで取引されていた。
業績が低迷しているにもかかわらず、同社の株価は引き続き上昇し、今週は28%近く上昇して、今週最大の上昇銘柄となった。
価格に影響を与える情報の開示はないものの、同社の株価は木曜までの1か月余りで驚異の70%上昇となった。
最近のこのような異常な株価変動を受けて、主要証券取引所は同社に対し、このような値上げの理由を尋ねる説明通知を出した。
同社は木曜日、価格に影響を与える未公開情報はないと反射的な回答をした。
しかし、同社の株価は、理由説明通知を受けて木曜日に3.02%下落し、28.9タカで取引を終えた。
同社の有価証券総数は3,521万株である。
市場アナリストは、最近は不良株が市場を席巻しているため、この「異常な価格」高騰の原因は操作にあると疑っている。
匿名を条件に語った大手ブローカーは、株式数が少なく操作しやすいこれらの企業を、企業の実際の業績を気にしない既得権益集団がターゲットにしていると語った。
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Bangladesh News/Financial Express 20241214
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/miracle-industries-soars-despite-poor-performance-1734111525/?date=14-12-2024
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