イラン、IAEAの核スキャンの増加を認める

[Financial Express]テヘラン、12月14日(AFP):イランは14日、監視機関である国際原子力機関(IAEA)がテヘランの核計画に対する査察の回数を増やすことを許可したと確認したと国営メディアが報じた。

「われわれは能力を高めた。査察の数も増えるのは当然だ」とイラン国営通信社イラン通信は同国のモハマド・エスラミ原子力長官の発言を引用した。

「核活動を行う際、核物質を扱う場所では、規模が変われば監視レベルも当然変わる」と付け加えた。

エスラミ氏の発言は、イラン政府が監視強化に同意したとするIAEAの報告書をAFPが金曜日に確認した後に出されたもの。

IAEAの報告書は、「イラン政府は、テヘラン南部のフォルド濃縮工場における保障措置の実施頻度と強度を高めるというIAEAの要請に同意した」としている。

国連の核監視機関は先週、イランがフォルドを改良し、「核兵器の製造に必要な90%に近い、60%まで濃縮したウランの生産率を大幅に向上」させたと述べた。

イランは、平和目的の核エネルギーの権利を主張しており、核兵器能力の獲得を目指している事実を否定している。

「IAEAは保障措置協定と核不拡散条約の枠組み内で常に監視の権限を持っており、我々は監視にいかなる障害も設けておらず、今後も設けるつもりはない」とエスラミ氏は述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20241215
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/iran-confirms-increase-in-iaea-nuclear-scans-1734193485/?date=15-12-2024