BDR虐殺:政府は委員会の設置を撤回

[The Daily Star]政府は昨日、BDR虐殺の真犯人と首謀者を見つけるための委員会を設置するという決定を撤回した。

内務省は高等裁判所に対し、事件をめぐって控訴裁判所とダッカ裁判所で2件の刑事訴訟が係争中であるため、現時点ではBDR虐殺に関するいかなる委員会も設置しないと通告した。

タニム・カーン副司法長官は、令状請願の審理中に、ファラー・マハブ判事とデバシッシュ・ロイ・チョウドリー判事からなる高等裁判所の裁判官団に、この趣旨の内務省からの書簡を提出した。

裁判所はこの問題に関する命令を1月5日に可決した。

これに先立ち、12月2日、検事総長室は高等裁判所に対し、政府が2009年2月25日~26日のBDR虐殺における殺人の真犯人と首謀者を見つけるために国家独立委員会の設立手続きを開始したと通知した。

高等裁判所は政府に対し、昨日までに指示に従った上で手続きを完了し報告書を提出するよう命じた。

11月5日、裁判所は関係当局に対し、なぜこの件に関して国家独立委員会を設置するよう指示すべきでないのかを説明するよう求める規則を出した。

裁判所はまた、内務省に対し、令状請求者らが提出した申請を処分し、10日以内にそのような委員会を設置するよう命じた。

同裁判所は、最高裁判所の弁護士2人(モハンマド タンビル アーメド氏とビプラブ・クマー・ポダール氏)が提出した令状請願書を受けて、この規則と命令を発行した。同請願書は、退職した控訴裁判所判事を長とする独立国家委員会を設置するよう政府に指示することを求めている。

10月20日に提出された請願書では、2月25日をシャヒード・セナ・ディバスと宣言することも要求されていた。


Bangladesh News/The Daily Star 20241216
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/bdr-massacre-govt-backtracks-forming-committee-3777511