イラン国会議員、厳格なヒジャブ法案の改正を要求

イラン国会議員、厳格なヒジャブ法案の改正を要求
[Financial Express]テヘラン、12月18日(AFP):イランの国会議員らは、義務付けられているヒジャブの着用を拒否する女性に対してより厳しい罰則を課す法案の修正を求めたと地元メディアが水曜日に報じた。

この法案は、すでに議会で承認されているものの、最終確認のために政府に提出されていない。イランの女性の服装規定をめぐって全国的な抗議活動が勃発して以来、2年以上にわたりイラン国内で白熱した議論を巻き起こしている。

イランの国会問題担当副議長、シャフラム・ダビリ氏は、法案の承認送付を延期するよう要請したと、通信社ISNAが伝えた。

「我々は貞操とヒジャブに関する法律を政府に委ねないよう要請した」とダビリ氏はISNAに語り、「国会議長が法案の修正を要請した」と付け加えた。

ダビリ氏は改正の内容や手続きのスケジュールについては明らかにしなかった。

国会議員らは2023年9月に、正式には「貞操とヒジャブ文化の推進を通じた家族支援に関する法律」という法案を承認した。

その後、法案は拒否権を持つ監視評議会の承認を得た。法案は当初、12月にマスード・ペゼシュキアン大統領に提出される予定だった。

法案に署名して法律として成立させる可能性のあるペゼシュキアン氏は、多数の「曖昧さ」を挙げ、法案の文言について「留保」を表明した。

地元メディアが伝えた文書によると、74条からなるこの法案は、女性の公共の場での服装に関する規制を強化し、服装規定を施行しない企業に対しては措置を取ると警告している。


Bangladesh News/Financial Express 20241219
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/iran-mps-request-changes-to-strict-hijab-bill-1734539887/?date=19-12-2024