両岸の平和促進に向けた中国の訪問

両岸の平和促進に向けた中国の訪問
[Financial Express]台北、12月18日(AFP): 台湾の馬英九前総統は水曜日、中国を訪問し、「平和への架け橋」を築くのが目的だと述べた。中国政府は先週、台湾周辺での軍事演習を強化した。

北京寄りの主要野党・国民党に所属する馬氏は、2008年から2016年まで台湾の大統領を務めた。

氏は台湾と中国の関係改善を指揮し、2015年には北京と台北の指導者が稀に見る会談となる習近平中国国家主席との首脳会談が実現した。

馬氏の後継者である民主進歩党(DPP)の蔡英文氏が2016年に政権に就き、この自治島に対する中国の主権の主張を否定したことで、緊張が高まった。

今回の訪問で学生代表団を率いる馬氏は、「両岸関係が我々が政権を握っていたときよりもはるかに緊張している」今、中国と台湾の若者の交流は重要だと語った。

同氏は、こうした接触が「政治的な危険を乗り越えて平和への架け橋を築く」のに役立つことを期待していると述べた。

「両岸の若者の交流が深まり、両岸間の理解が深まれば、将来的には両岸間の衝突は減るだろうと私はよく言っている」と馬氏は上海行きの飛行機に乗る前に台北国際空港で記者団に語った。

馬英九財団のシャオ・スーツェン氏は以前、同グループは中国北東部の都市ハルビンと南西部の都市成都を訪問する予定だと語っていた。


Bangladesh News/Financial Express 20241219
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/china-visit-to-foster-cross-strait-peace-1734539860/?date=19-12-2024