[The Daily Star]バングラデシュでは、今年8月に追放された前政権の任期中に不正行為に悩まされていた本格的なシャリア法に基づく銀行から離れ、貯蓄者がイスラム銀行の支店や商業銀行の窓口に資金を預けるケースが増えている。
本格的なイスラム銀行10行の預金残高は、今年6月末の402,541億タカから2.9%減少し、9月末には390,760億タカとなった。
バングラデシュ銀行のイスラム銀行に関する四半期報告書によると、これらの銀行は2023年9月に前年比1.11%の395,142億タカの預金を失った。
一方、イスラム銀行支店を持つ従来型銀行の預金残高は、6月末の19,986億タカから9月末には20,582億タカへと約3%増加した。
同様に、イスラム銀行の窓口を持つ銀行では、7月から9月にかけて貯蓄の流れが増加したことがデータで示されている。
これらの銀行は比較的健全であり、一部の本格的なシャリア法に基づく銀行のように大きな不正疑惑に直面していないためだと、イスラム銀行サービスも提供する相互信託銀行のマネージングディレクター兼CEO、サイード・マフブブール・ラーマン氏は述べた。
同氏は、本格的なイスラム銀行の財務状況は、8月の政権交代以前から、何日も良好ではなかったと述べた。
中央銀行のデータによると、シャリア法に完全準拠した銀行の預金減少の結果、イスラム銀行システムにおける総預金額は今年9月末時点で436,667億タカにまで落ち込み、6月の445,309億タカから1.94%減少した。
そのため、イスラム銀行の預金が総預金に占める割合は、6月の25.56%から9月には25.08%に減少した。
Bangladesh News/The Daily Star 20241220
https://www.thedailystar.net/business/news/deposits-full-fledged-islamic-banks-fall-3780626
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