ウクライナ国境から1,000km離れたロシアの都市をドローン攻撃

ウクライナ国境から1,000km離れたロシアの都市をドローン攻撃
[Financial Express]モスクワ、12月21日(AFP):キエフは21日、ロシア軍がウクライナ東部の最前線の村を新たに制圧したことを受け、国境から1000キロ(620マイル)離れたロシアの都市カザンに大規模なドローン攻撃を実施した。

ドローンは人口130万人以上のタタールスタン共和国の首都カザンの建物を破壊したが、犠牲者はいなかったと地元当局は述べた。

カザン市役所は、火災が発生しており消防隊が消火活動を行っていると発表した。ロシアの民間航空当局ロサビアツィアは、同市の空港は一時閉鎖されたと発表した。

一部の住民は避難したが、当局は人数を明らかにしなかった。当局は予防措置として、タタールスタンでのすべての主要な公共イベントが中止されたと述べた。

ロシアのソーシャルメディアネットワークに投稿された動画には、ドローンが高層ビルに衝突し火の玉が飛び散る様子が映っていた。

AFPは画像の信憑性をすぐには確認できなかった。

2月22日に本格的な軍事攻勢が始まって以来、ロシア国内の標的に対して定期的に攻撃を行っているウクライナは、すぐにはコメントしなかった。

「今日、カザンは大規模なドローン攻撃を受けた」とタタールスタン共和国の指導者ルスタム・ミニハノフ氏はテレグラムへの投稿で述べた。

「以前は産業企業が攻撃されていたが、今では敵は午前中に民間人を攻撃している」と彼は付け加えた。

ミニハノフ氏の広報担当は、少なくとも8機のドローンが検出されたと述べた。

ロシア国防省は、ウクライナがカザンの「民間インフラ」を標的にしたと非難した。同省は、ドローン6機が無力化または破壊されたと述べたが、何機が関与したかは明らかにしなかった。

同国務省は、ロシア軍がここ数カ月間大きな前進を遂げているウクライナ東部の主要都市クラホヴェ近郊の新たな村を制圧したと発表した。

声明によると、ロシア軍は、ロシアの標的となっている工業都市クラホベからわずか8キロ(5マイル)離れたコスティアンティノポルスケ村を「解放」した。


Bangladesh News/Financial Express 20241222
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/drone-attack-hits-russian-city-1000km-from-ukraine-border-1734796077/?date=22-12-2024