[Financial Express]ヤンゴン、12月21日(ロイター):ミャンマーの反政府軍は、同国西部の主要軍事本部を制圧したと発表した。これにより、全国的な武装抵抗運動に対する軍事政権の打撃が増す中、軍事政権の第2地域司令部が陥落したことになる。
アラカン軍は金曜深夜の声明で、バングラデシュと国境を接するラカイン州の西部軍司令部が2週間にわたる激しい戦闘の末、金曜に陥落したと述べた。
土曜日、ミャンマー軍事政権の報道官にコメントを求めたが、連絡が取れなかった。
ミャンマーは、2021年初頭に軍が選挙で選ばれた文民政府を追放して以来、混乱状態が続いており、広範囲にわたる抗議活動が軍事政権に対する武装蜂起へと変化した。
アラカン軍(AA)は、反軍事政権グループの集まりである三同胞同盟の一部であり、2023年10月に攻撃を開始し、ミャンマーと中国の国境沿いでいくつかの重要な勝利を記録した。
8月、同連合軍は北東部の町ラショーの支配権を奪取し、ミャンマー史上初の地域軍司令部の掌握となった。
ベンガル湾沿岸の州であるラカイン州は、沖合に天然ガスの埋蔵量があり、チャウピューに計画経済特区があり、そこからパイプラインで石油とガスが中国に輸送されているにもかかわらず、ミャンマーで最も貧しい地域の一つである。
ラカイン州は、同国で主にイスラム教徒の少数民族ロヒンギャ族の居住地でもあるが、昨年11月にアラカン軍と軍事政権の停戦が破綻し、反乱軍が連続して勝利したことを受けて戦闘が再開された。
ロヒンギャ族の活動家の中には、アラカン軍がラカイン州北部での攻撃中に彼らのコミュニティを標的にし、数万人が安全を求めて隣国バングラデシュに逃げざるを得なかったと主張する者もいる。
アラカン軍はこれらの容疑を否定している。
Bangladesh News/Financial Express 20241222
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/myanmar-rebels-take-control-of-juntas-w-regional-command-1734796051/?date=22-12-2024
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