[Financial Express]バチカン、12月22日(ロイター):フランシスコ法王は土曜日、イスラエルによるガザ空爆を改めて非難した。前日にはイスラエル政府閣僚が、同国での軍事攻撃がパレスチナ人の大量虐殺に当たるかどうか国際社会が検討すべきだと法王が示唆したことを公に非難した。
フランシスコ法王は、バチカンの各部門を率いるカトリックの枢機卿らに向けた毎年恒例のクリスマス演説の冒頭で、ガザ地区で少なくとも25人のパレスチナ人が死亡した金曜日のイスラエルの空爆に言及したと思われる発言を行った。
「昨日、子どもたちが爆撃されました」と法王は語った。「これは残酷なことです。これは戦争ではありません。心を打つ出来事なので、このことを言いたかったのです。」
14億人の信者を擁するローマカトリック教会の指導者である法王は、紛争でどちらかの側につくことに通常は慎重だが、最近ではパレスチナ武装組織ハマスに対するイスラエルの軍事作戦についてより率直に発言している。
法王は先月出版された本の抜粋の中で、一部の国際専門家が「ガザで起きていることは大量虐殺の特徴を持っている」と述べていると述べた。
イスラエルのアミハイ・チクリ移民問題相は、金曜日にイタリアの新聞イル・フォッリオに掲載された異例の公開書簡で、法王の発言を厳しく批判した。チクリ相は、法王の発言は「ジェノサイド」という言葉を「軽視」するものだと発言した。
イスラエル外務省は、ハマス戦闘員が「イスラエルの子供たちを殺害しようとしながら子供たちの後ろに隠れ」、100人を人質に取って虐待するなど、残虐な行為からイスラエルを守っていると述べた。
「残念ながら、教皇はこれらすべてを無視することを選んだ」と同省は述べ、「戦争で罪のない人が死ぬのは悲劇だ」と付け加えた。
Bangladesh News/Financial Express 20241223
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/pope-calls-gaza-air-raids-cruelty-1734888838/?date=23-12-2024
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