ハシナ氏とジョイ氏、3億ドルの汚職疑惑でACCの捜査に直面

[Financial Express]汚職防止委員会(ACC)は、シェイク・ハシナ元首相とその息子サジーブ・ワゼド・ジョイ氏による3億ドルの横領疑惑の調査を開始した。

この決定は、同委員会の広報担当副部長であるモハンマド アクタルル イスラム氏によって日曜日に確認されたとBDニュース24が報じている。

ハシナ氏とその家族に対する汚職疑惑を調査するため、5人からなる委員会がすでに設置されている。

調査チームは、ハシナ首相と、その姉妹であるシェイク・レハナ氏、レハナ氏の娘チューリップ・シディク氏を含む同氏の家族が関与した2件の重大な汚職疑惑を調査する任務を負っている。

汚職監視団体は、アワミ連盟政権時代に開始された8つの優先プロジェクトで2,100億タカに及ぶ汚職の疑惑を受けていると述べた。

さらに、ループル原子力発電所プロジェクトで5,900億タカを横領したとの告発もある。

この展開は、ハシナ、ジョイ、チューリップによるループル原子力発電所プロジェクトからマレーシアの銀行への50億ドルの送金疑惑に対するACCの不作為が違法とされない理由を問う判決を高等裁判所が下した2日後に起きた。

ACCの文書によると、ループル原子力発電所プロジェクトにおける汚職疑惑は、国民民主運動(NDM)のボビー・ハッジャジ議長によって明るみに出された。アシュラヤン、BEZA、BEPZAのプロジェクト実施を通じて2,100億タカを「横領」したという疑惑は、メディアの報道から浮上した。

ハシナ首相は、15年間政権を握っていたアワミ連盟政権を倒した大規模な暴動に直面し、8月5日にインドへ逃亡した。妹のレハナ氏も同行した。ジョイさんは米国在住で、姪のチューリップさんは英国議会議員である。

国際刑事裁判所は、アワミ連盟政府が学生主導の蜂起を鎮圧しようとした際に「大量虐殺および人道に対する罪」の容疑でハシナ、レハナ、ジョイの3人に対し逮捕状を発行した。3人はデモに関連して提起された複数の殺人事件にも名前が挙がっている。


Bangladesh News/Financial Express 20241223
https://today.thefinancialexpress.com.bd/last-page/hasina-joy-face-acc-probe-over-300m-graft-allegations-1734891885/?date=23-12-2024