[Financial Express]ダマスカス、12月25日(AFP):シリアの新指導者らは火曜日、同国の反政府勢力を解散させ国防省の下に統合することで同国と合意に達したと発表した。
会合には、シリア北東部の広範囲を支配している、米国が支援するクルド人主導の部隊の代表者は欠席した。
反政府勢力とシリアの新指導者アハメド・アル・シャラー氏との会談は「国防省の監督下ですべての勢力を解散させ統合することで合意に至った」とSANA通信社と当局のテレグラムアカウントが伝えた声明で述べた。
この発表は、シャラアのハヤト・タハリール・アル・シャム(HTS)グループが先頭に立った電撃的な攻撃の後、バッシャール・アル・アサド大統領がシリアから逃亡してからわずか2週間余り後に行われた。
長年アブ・モハメド・アル・ジョラニという戦闘名で知られてきたシャラー氏は日曜日、新政権は「国家の管理外の武器が国内に存在することを絶対に認めない」と発言していた。
同氏は、これはクルド人主導のシリア民主軍(SDF)にも当てはまると述べた。先週、HTSの軍事司令官はAFPに対し、クルド人が支配する地域は新指導部の下で統合され、「シリアは分割されない」と語った。
シリアでは13年間に及ぶ内戦で50万人以上が死亡し、地域や国際社会の支援を受けたさまざまな武装集団が支配する勢力圏に国が分断されている。
SDFのファルハド・シャミ報道官はAFPに対し、同部隊の国軍への統合問題は「直接協議されるべき」と語った。同報道官は、統合によって「シリア全体」が強化されるとしてその可能性を否定しなかった。シャミ報道官は、同部隊は「すべての問題を解決するためにダマスカスとの対話」を望んでいると付け加えた。
トルコは長きにわたりHTSと関係を維持しており、イスラム主義者がシリアを支配して以来、双方がこの関係から利益を得ようとしてきたとアナリストらは指摘している。
トルコ政府は、SDFの主要部隊である人民防衛隊(YPG)が、トルコ領土で数十年にわたり反乱を起こしてきたクルド労働者党(PKK)と関係があると非難している。
今月初め、トルコで西側外交官に助言するシリア専門家は「トルコはHTSにクルド人への攻撃を強要したいが、HTSは関与を望んでいない」と述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20241226
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/syrian-armed-groups-agree-to-disband-1735142140/?date=26-12-2024
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