[Financial Express]北京、12月25日(AP通信):岩屋毅外相は水曜日、北京を訪問し、中国首脳らと会談した。両国首脳が先月ペルーで首脳会談を行って以来、初めてであり、二国間関係に前向きな進展をもたらすことを目指している。
近年、両隣国の関係は緊張している。岩屋大臣の最優先課題は、福島第一原子力発電所から処理済みの放射性廃水の海への放出に対する中国の日本産水産物の輸入禁止と、東シナ海と南シナ海における中国の軍事活動の強硬姿勢の強化である。
岩屋外相は水曜日、中国の李強首相と王毅外相と会談した。李首相は「現在、日中関係は改善と発展の重要な時期にある」と述べ、「中国は両国の指導者が提案した重要な方向へ向かうため、日本と協力する用意がある」と語った。
岩屋外相は王外相との会談を前に「日中関係が良い方向に発展し、前進していると両国民が感じられる関係を築きたい」と述べた。今回の訪問は、ドナルド・トランプ次期米大統領が1月に就任する直前となる。
日本は日米同盟を外交・安全保障政策の要とみなしており、この傾向はジョー・バイデン米大統領の指揮下で過去4年間強調されてきたが、トランプ氏が同盟にどのような影響を与えるかは不明だ。
日本は近年の中国の行動に対応して防衛への取り組みを刷新し、軍事費を増額し、自衛の原則から転換した。
今年初め、中国軍機が日本の領空に侵入した際に日本は抗議し、夏には中国の調査船が日本の領海に侵入した。
トランプ政権下で米中関係がどうなるかは不透明だが、日本は隣国との関係の安定を求めており、経済や高齢者介護業界など相互利益の分野で関係を発展させたいと考えている。
岩屋大臣は火曜日の出発前に記者団に対し、双方の教育大臣らも同席し、二国間の高官級の人的・文化交流会談も行う予定だと語った。
Bangladesh News/Financial Express 20241226
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/japans-fm-meets-chinese-leaders-in-beijing-1735142115/?date=26-12-2024
関連