ガザのキリスト教徒は「死と破壊」の終焉を祈る

ガザのキリスト教徒は「死と破壊」の終焉を祈る
[Financial Express]ガザ市、12月25日(AFP):戦争で荒廃したガザ市の何百人ものキリスト教徒が火曜日、教会に集まり、パレスチナ領土の多くを破壊した戦争の終結を祈った。

数十年にわたってガザ市を飾ってきたきらめくライト、お祭りの飾り、そびえ立つクリスマスツリーは消え去った。

かつては季節の雰囲気に満ちていた無名戦士広場は、今やイスラエルの容赦ない空爆によって瓦礫と化し、廃墟と化している。

火曜日、沿岸部での戦闘が激化する中、信者たちは瓦礫の中で慰めを求めた。

「今年のクリスマスは死と破壊の悪臭を放っている」と、数週間前から12世紀のギリシャ正教会の聖ポルフィリウス教会に避難しているジョージ・アル・サイエグさんは語った。

「喜びも、祝祭気分もありません。次の休日まで誰が生き残るかさえ分かりません。」

教皇の厳粛なメッセージ

クリスマスの下で

戦争の影

世界中のキリスト教徒は水曜日にクリスマスを祝ったが、戦争やロシアによるクリスマスの朝のウクライナへの大規模で「非人道的な」攻撃、カザフスタンでの飛行機墜落事故により暗い雰囲気が漂っていた。

ガザでの戦争も終結の兆しが見えず、フランシスコ法王はローマで正午に恒例の「ウルビ・エト・オルビ(都市と世界へ)」演説を行い、中東の平和を訴えるとみられている。

フランシスコ法王はバチカンでのクリスマスイブのミサで、激しい紛争が続く今年も「戦争、機関銃で撃たれた子どもたち、学校や病院への爆弾」について考えるようキリスト教徒に促した。

しかし、夜明け前にモスクワはウクライナの破壊された電力網を破壊しようと170発のミサイルとドローンでウクライナを攻撃し、少なくとも1人が死亡した。

「プーチン大統領はわざとクリスマスを攻撃の場に選んだ」とゼレンスキー大統領は語った。「これ以上非人道的なことがあるだろうか?弾道ミサイルを含むミサイル70発以上、攻撃ドローン100機以上。標的は我々のエネルギーシステムだ」

ウクライナは過去2年間、ロシアへの侮辱として、ほとんどの正教会の信者が祝う1月7日ではなく、12月25日にクリスマスを祝ってきた。

ロシアでも悲劇が起こり、バクーからチェチェンの首都グロズヌイに向かっていたアゼルバイジャン航空のジェット機がカザフスタン西部で墜落したが、これまでのところ25人の生存が報告されていると当局は述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20241226
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/gaza-christians-pray-for-end-to-death-and-destruction-1735142027/?date=26-12-2024