[The Daily Star]インド中央銀行は火曜日に発表した月報で、国内の民間消費と農村部の需要の持続的な回復により、2024~25年後半にはインドの成長軌道が回復すると予想していると述べた。
インド準備銀行は「経済の現状」と題する記事の中で、「2024~25年第3四半期の高頻度指標は、インド経済が第2四半期に見られた勢いの減速から回復しつつあることを示している。これは、活発な祭り活動と農村部の需要の持続的な上昇によるものだ」と述べた。
さらに、ラビ播種の「活発な」拡大により、農業と農村消費の見通しは改善していると述べた。
インドの7~9月期のGDP成長率は予想外に5.4%に低下し、過去7四半期で最も低い伸びとなった。一方、11月のインフレ率はインド準備銀行の中期目標である4%を大きく上回った。
インド準備銀行は、インフレが抑制されないまま進行すれば、実体経済、特に産業と輸出の見通しが悪化する恐れがあると指摘した。
しかし、冬季の食品価格の通常の下落が始まっており、民間消費と輸出の加速の見通しは明るくなってきていると報告書は述べている。
インド準備銀行(RBI)の金融政策委員会は今月初め、インフレ懸念を理由に主要金利を据え置いた。しかし、経済成長が鈍化する中、銀行の現金準備率を4年以上ぶりに引き下げ、実質的に金融環境を緩和した。
インドでは物価高が需要減速の原因となっており、インフレ率を中央銀行の目標である4%に合わせることが持続的な経済成長を確保する鍵となることが、インド準備銀行の最新の政策会合の議事録で明らかになった。
政府によるインフラへの継続的な支出が経済活動と投資をさらに刺激すると予想されると速報は伝えた。
しかし、世界的な逆風が成長とインフレの見通しにリスクをもたらしていると付け加えた。
Bangladesh News/The Daily Star 20241226
https://www.thedailystar.net/business/global-economy/indian/news/indias-growth-trajectory-poised-pick-oct-mar-cenbank-3784531
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