[Financial Express]上海、12月27日(ロイター): ベースメタル価格は金曜日、まちまちで、ドル高で値上がりが抑えられ狭い範囲で推移したが、銅は銅精鉱の供給ひっ迫で下支えされた。
ロンドン金属取引所(LME)の3カ月物銅価格は、GMT午前1時40分時点で0.4%上昇し、1トン当たり8,990ドルとなった。
中国の主要な銅製錬所は、2025年第1四半期の銅精鉱処理・精錬費(TC/RC)の価格指針を1トン当たり25ドル、1ポンド当たり2.5セントとすることで合意した。これは、長引く銅精鉱不足を反映して、第4四半期の指針である1トン当たり35ドル、1ポンド当たり3.5セントから28.6%の低下となった。
鉱石の供給が減少すると料金は下がる傾向があり、精鉱の供給が増えると料金は上がる傾向があります。
一方、米ドル指数は先週木曜日に記録した2年ぶりの高値108.43ドル付近で推移し、0140 GMT時点で108.15ドルで取引されている。
「来年の利下げの可能性に関する連邦準備制度理事会のタカ派的な姿勢がドル高を支えている。全体的に、マクロ経済環境の不確実性が金属価格の上昇を抑制している」とCITICフューチャーズはメモで述べた。
ドル高により、他の通貨保有者がドル建ての商品を購入するコストが高くなり、金属価格が圧迫される。
上海先物取引所(SHフィナンシャルエクスプレス)で最も取引量の多い1月銅先物は0.2%上昇し、1トン当たり7万4290元(1万178.52ドル)となった。
LMEアルミニウムは0.9%下落して1トン当たり2,542ドル、ニッケルは0.5%上昇して15,565ドル、亜鉛は0.3%下落して3,041ドル、錫は0.5%上昇して28,955ドル、鉛は0.8%下落して1,968ドルとなった。
SHフィナンシャルエクスプレスアルミニウムは0.3%下落して1トン当たり19,760元、ニッケルは0.3%上昇して126,170元、亜鉛は0.6%下落して25,320元、鉛は1.8%下落して17,060元、錫は0.1%下落して244,580元となった。
Bangladesh News/Financial Express 20241228
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/base-metals-mixed-copper-supported-by-tight-supply-1735313227/?date=28-12-2024
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