[Financial Express]上海、12月31日(ロイター):2024年の最終取引日にほとんどのベースメタル価格が狭い範囲内で上昇し、銅は前年比4.1%上昇した。これは中国の工場活動データが好調だったことが米ドル高の圧力を上回ったことが要因だ。
中国の製造業活動は12月に3カ月連続で拡大したが、ペースは鈍化したことが公式製造業調査で示され、新たな景気刺激策が世界第2位の経済を支えていることを示唆した。
投資家が来年の米利下げ幅縮小とドナルド・トランプ次期米大統領の政策に備えたことにより、ドルは堅調に推移し、2024年には大幅な上昇が見込まれている。
米国債利回りの上昇はドルを押し上げており、主要10年債は先週7カ月ぶりの高値を付けた。
ドルが強くなると、他の通貨を保有する人がドル建て価格の商品を購入するコストが高くなります。
ロンドン金属取引所(LME)の3か月物の銅価格は、2023年最終取引日の終値8,559ドルと比較して、0700GMT時点で1トンあたり8,910.5ドルとほぼ変わらずだった。
「年末が近づくにつれ、銅の消費量は季節的に減少傾向にあるが、在庫は若干増加している」と人類未来のアナリストは述べた。
前週比で見ると、SHフィナンシャルエクスプレス倉庫の銅在庫は12月27日に4.7%増加し74,172トンとなった。しかし、この水準は10か月ぶりの低水準だった。
上海先物取引所(SHフィナンシャルエクスプレス)で最も取引量の多い1月銅先物は、アジア市場の午後の取引終了時点で0.5%下落し、1トン当たり7万3770元(1万106.73ドル)となった。
LMEアルミニウムはほぼ横ばいで1トン当たり2,552.5ドル、ニッケルは0.4%上昇して15,470ドル、亜鉛は0.7%上昇して3,038.5ドル、錫は1.1%下落して28,960ドル、鉛は0.3%上昇して1,953ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20250101
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/copper-gains-41pc-in-2024-as-positive-china-data-counters-strong-dollar-1735668354/?date=01-01-2025
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