BGMEA、工場に新たな賃金の導入を要請

[Financial Express]バングラデシュ衣料品製造輸出業者協会(BGMEA)は、所有者と労働者の調和のとれた関係を維持するために、年間9.0%の賃金引き上げの三者協議による決定を実施するよう加盟工場に要請した。 

同社は月曜日の回状で、今月(2025年1月)から衣料品労働者が増額賃金を確実に受け取れるよう要請した。

労働雇用省は昨年12月9日、衣料品労働者の年間賃金上昇率を2024年12月1日から5.0%から9.0%に引き上げると発表した。

最低賃金見直し・年次昇給委員会の決定について、同委員会は「2024年12月1日時点で年次昇給を受ける権利のある労働者は、現行の5.0%に加え、基本給の4.0%が追加で支給され、年次昇給額は合計9.0%に上昇する」と説明した。

また、12月以降のいずれかの月に年次昇給を受ける権利のある労働者も合計9.0%の昇給を受けることになると付け加えた。

労働省管轄の最低賃金委員会が発行した官報通知によると、労働者は勤続1年を過ぎると毎年の昇給を受ける権利を得る。

これに先立ち、労働省は、この分野の労働不安に対処するために合意された18項目の要求事項のうち2つの約束を実行するために最低賃金検討委員会を設置した。

主にアシュリアに拠点を置く工場で働くアパレル労働者らは、賃上げ、年間昇給率の15%への引き上げ、その他の手当の引き上げなど、数々の要求を掲げて抗議した。

労働者代表は年間15パーセントの昇給を要求したが、その後2度にわたり12パーセント、そして最終的には10パーセントへと下方修正した。

一方、オーナー側の代表は当初、年間6.0%の増額を提案したが、2度の上方修正を経て、最終額は8.0%となった。

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Bangladesh News/Financial Express 20250102
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/bgmea-asks-factories-to-implement-new-wages-1735750268/?date=02-01-2025