スリランカの主要消費者物価指数は12月に1.7%下落した。

[The Daily Star]スリランカの消費者物価指数は前月の2.1%下落に続き、12月も前年比1.7%下落したと統計局が火曜日に発表した。

コロンボ消費者物価指数は、スリランカ最大の都市コロンボのインフレを追跡する、より広範な国内価格の先行指標である。

食品部門の価格は、前月の0.6%から12月は0.8%にわずかに上昇した。食品以外の部門では、価格は11月の3.3%の低下から、前年比3%低下した。

アナリストらは、電力料金と燃料価格の引き下げとルピー高により、インフレ率は9年ぶりの低水準に低下したと指摘した。

「全体的に、過去12か月間の年間平均インフレ率は1.2%で終了し、前年の17.4%から顕著な回復を示した」とソフトロジック・ストックブローカーズの共同調査責任者、レイナル・ウィクレメラトネ氏は述べた。

「1月のインフレ率はマイナス1.5%となり、今後3カ月でプラスに戻ると予想している。」

スリランカは、過去数十年で最悪の金融危機で経済が打撃を受け、記録的なインフレに見舞われたが、2023年3月に国際通貨基金(IMF)から29億ドルの救済措置を確保して以来、経済は安定している。

スリランカ中央銀行は、低インフレの状況を生かし、先月、新たな単一政策金利を8%に設定し、金融政策をこれまでの基準よりも緩和し、危機からの持続的な回復に向けた準備を整えた。

スリランカの最新中央銀行データによると、同国の経済は2024年に4.5~5%成長すると予想されており、世界銀行の予測である4.4%をわずかに上回る見通しだ。


Bangladesh News/The Daily Star 20250102
https://www.thedailystar.net/business/news/sri-lankas-key-consumer-price-index-fell-17-dec-3789826