中国は2025年に世界に向けて経済を開放することを「決意」

[Financial Express]北京、1月3日(AFP):中国は2025年も世界に向けて経済開放を続ける「決意」があると、中国の経済計画担当高官が金曜日に述べた。中国政府はドナルド・トランプ次期米大統領の就任に伴う貿易混乱の可能性に備えている。

世界第2位の経済大国である中国は、新型コロナウイルスのパンデミック後、成長回復に苦戦しており、極めて重要な住宅部門の債務危機、慢性的な消費低迷、若者の失業率の高さに悩まされ続けている。

1月20日のトランプ大統領就任後、見通しはさらに暗くなるかもしれない。気まぐれな米国指導者である同氏は、就任後最初の任期中に広範囲にわたる貿易戦争の最中に中国からの輸入品に対する関税を引き上げ、今後も同様の措置を約束している。

しかし、中国の最高計画機関である国家発展改革委員会(NDRC)の当局者は金曜日、「不確実性に満ちた外部環境がどのように変化しても、対外開放に向けた中国の決意と行動は変わらない」と述べた。

「新年には、制度的開放を着実に拡大し、市場化され、法の支配の下、国際化されたビジネス環境をさらに構築するために、多くの新たな措置を確実に講じる」と国家発展改革委員会の趙晨新副委員長は金曜日の記者会見で述べた。

同氏は、中国は「先進的な製造業、近代的なサービス、ハイテク、省エネ、環境保護」への外国投資の拡大を奨励する計画だと述べた。

当局は、過去の「何が何でも二桁成長」というやり方を捨て、グリーンエネルギー部門などハイテク革新の分野を中心に経済の方向転換を図りたいと明言している。

趙氏は金曜日、同国の風力と太陽光発電の設備容量は合わせて13億1000万キロワットに達し、昨年の総発電容量の40.5%を占め、2023年の36%から増加すると述べた。

しかし、一部の数字は、人口の高齢化など経済にとってより長期的な課題があることを示唆している。

趙氏は、国内の保育施設の総数は2024年に10万人に達し、高齢者介護施設の数は41万人に達すると述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20250104
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