米国製造業PMIが9カ月ぶりの高水準に上昇

[Financial Express]ワシントン 1月5日 (ロイター) - 米製造業は12月に生産が回復し新規受注がさらに増加し、回復に近づいたが、輸入原材料価格の上昇につながる恐れのある関税引き上げの脅威があり、見通しは依然として不透明だ。

米供給管理協会(ISM)の購買担当者景気指数(PMI)が先月9カ月ぶりの高水準に上昇したにもかかわらず、調査のトーンはそれほど楽観的ではなく、回答者のコメントの一部には「数量減少」や「大幅な減速」といった表現が見られた。6大製造業のうち、先月はいずれも成長しなかった。

BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、サル・グアティエリ氏は「製造業は今年を楽観的な兆しとともに終えたが、新年はかなり厳しい課題に直面する可能性がある」と述べた。

ISMは金曜日、先月の製造業PMIが11月の48.4から49.3に上昇し、3月以来の高水準となったと発表した。PMIが50を下回ると、経済の10.3%を占める製造業の縮小を示す。

12月はPMIが50の閾値を下回った9か月連続となった。ロイターが調査したエコノミストはPMIが48.4で変わらないと予想していた。

先月、一次金属、電気機器、電気器具・部品、紙製品、その他製造業を含む7つの業界が成長を報告した。縮小を報告した7つの業界の中には、繊維工場、機械、輸送機器などがあった。


Bangladesh News/Financial Express 20250106
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/us-manufacturing-pmi-rises-to-nine-month-high-1736096661/?date=06-01-2025