英国でEV販売が過去最高を記録

[The Daily Star]英国の自動車業界は2024年に過去最高の数の電気自動車を販売したが、政府が義務付けた目標には依然として達していないと業界団体が土曜日に発表した。

英国自動車工業会によると、昨年販売された新車のうち電気自動車は19.6%を占めたが、これは政府が自動車メーカーに課した22%という目標を下回った。

SMMTは、昨年英国で販売されたバッテリー式電気自動車の「年間販売台数」が38万2000台に達し、「過去最高」を記録したと報告した。

自動車業界団体は既に10月に、自動車メーカーが政府の目標を達成できないリスクがあり、基準を超えて排出ガスを排出する自動車を販売した場合、メーカーは政府から1万5000ポンド(1万8625ドル)の罰金を科せられる可能性があると警告していた。

しかし、政府はその後、全車両における排出量削減などを考慮した柔軟性メカニズムを活用することで、すべてのメーカーが2024年に罰金を回避することを期待していると確約した。

同グループの最高経営責任者マイク・ホーズ氏は、電気自動車の市場シェアは拡大しているものの、業界にとって「莫大なコスト」がかかっていると述べた。

同氏は、業界が提供する「持続不可能な」インセンティブによって補完された「新モデルへの数十億ドルの投資」に言及した。

ホーズ氏は政府に対し、義務化を見直し、充電インフラの改善など民間需要を刺激するためのさらなる取り組みをするよう求めた。

SMMTはまた、義務化が販売される自動車の28%にまで引き上げられるため、2025年に基準値に達することは「さらに厳しくなる」と警告した。

また、前保守党政権がガソリン車とディーゼル車の新車販売禁止を2035年に延期した後、労働党政権が2030年に前倒しすると約束したことにも懸念がある。

SMMTは、英国で登録された新車総数が前年比2.6%増の約200万台に達したと報告した。

同社は、個人購入者の需要が落ち込んだため、成長は主に企業による購入によって牽引されたと述べた。

2年連続の成長にもかかわらず、自動車市場全体はパンデミック前の水準を下回ったままです。


Bangladesh News/The Daily Star 20250106
https://www.thedailystar.net/business/news/ev-sales-hit-record-uk-3792811