インド、11月の金輸入を過去最高の50億ドル削減

インド、11月の金輸入を過去最高の50億ドル削減
[Financial Express]ムンバイ、1月8日(ロイター):インドは11月の金輸入見通しを前例のない50億ドル引き下げた。暫定計算の誤りにより輸入額が過去最高に達したため、政府のデータで水曜日に明らかになった。これは史上最大の商品下方修正となる。

インド政府は先月、11月の金輸入額が過去最高の148億ドルに達し、10月の71億3000万ドルから2倍以上に増加したと発表した。

この急増により、同国の11月の商品貿易赤字は過去最高の378億4000万ドルに拡大し、経済学者の予想である239億ドルを上回り、金融市場を動揺させた。

商業情報統計総局(DGCIS)がまとめたデータによると、11月の同国の金輸入額は98億4000万ドルで、先月発表された暫定推定値の148億ドルを下回った。

政府当局者は、金輸入量の50億ドルの下方修正により、貿易赤字も同額減少するだろうと、公の場で発言する権限がないとして匿名を条件に語った。

インドは世界第2位の金消費国であり、その需要の大半を輸入に頼っている。需要は通常、12月四半期の祝祭日や結婚式のシーズンに増加する。

11月の数字の修正にもかかわらず、金価格が過去最高値に急騰したため、同国は2024年の最初の11か月間で金の輸入に過去最高の470億ドルを費やし、2023年全体の426億ドルを上回ったことがデータで示されている。

世界金協会によると、2024年にインドの投資家にとって金は株式よりも高いリターンをもたらし、金貨と金地金の需要増加を牽引した。

インドは、アフリカ諸国、ペルー、スイス、アラブ首長国連邦などの国々から金を輸入しています。


Bangladesh News/Financial Express 20250109
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/india-cuts-nov-gold-imports-by-record-5b-1736352749/?date=09-01-2025