国連は2025年の世界経済成長率を2.8%と予測

[Financial Express]国連、1月10日(AP通信):国連は木曜、世界経済は昨年、紛争やインフレによる打撃に耐え、2025年には2.8%の控えめな成長が見込まれると発表した。

国連の経済学者は「2025年の世界経済情勢と見通し」の中で、中国と米国の成長見通しは鈍化しつつも堅調であり、インドとインドネシアは堅調な業績が見込まれるため、前向きな予測ができたと記している。欧州連合、日本、英国は緩やかな回復が見込まれると報告書は述べている。

「我々は安定的だが平均以下の成長期にある」と国連経済社会局経済分析政策部世界経済監視部門長シャンタヌ・ムケルジー氏は語った。

「これは昨年我々が言っていたことと少し似ているように聞こえるかもしれないが、実際にボンネットを開けてエンジンを覗いてみると、エンジンがブンブンと音を立てているのがわかる」と彼は語った。

報告書によれば、米国経済は昨年、消費者と公共部門の支出のおかげで予想を上回ったが、今年は成長率が2.8%から1.9%に鈍化する見通しだ。

報告書は、消費の減少と不動産部門の弱さが公共投資と輸出の強さを補うことができないことから、中国は2024年の4.9%から2025年には4.8%へと力強い成長がわずかに鈍化すると予測していると指摘している。このため政府は、不動産市場を底上げし、地方政府の債務と戦い、需要を押し上げる政策を制定せざるを得なくなっている。

報告書には、中国の「人口減少と貿易・技術摩擦の高まりは、対処されなければ中期的な成長見通しを損なう可能性がある」と記されている。国連は昨年1月、2024年の世界経済成長率は2.4%になると予測した。同報告書は木曜日、成長率は2.8%と推定されると発表した。いずれも、2020年に新型コロナウイルスのパンデミックが始まる前に世界で見られた3%を下回っている。


Bangladesh News/Financial Express 20250111
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/un-predicts-world-economic-growth-at-28pc-in-2025-1736530676/?date=11-01-2025