恐怖と不安の中で暮らす家族

[The Daily Star]先週木曜日にコックスバザール市で射殺されたクルナ市議会元議員ゴラム・ラバニ・ティプ氏の家族は、殺害以来、恐怖と不安の中で暮らしていると語った。

事件から2日経っても、法執行機関や地元当局の代表者から連絡がなく、無力感と見捨てられた気持ちになっていると彼らは語った。

「外に出ても危害を加えられないと誰が保証してくれるのか? なぜ警官は助けに来ないのか? 上層部から何か禁止命令は出ているのか?」と匿名を希望する家族は語った。

ティプーさんの兄で教師のゴラム・ラスール・バドシャさんは、「どの政党に属しているかは関係ありません。人間の死は正義によって裁かれるべきです。警察や行政の誰も私たちに支援を申し出てくれないのは衝撃的です。私たちがこのように見捨てられていて、どうして正義が期待できるでしょうか?」と語った。

ティプー氏に敵がいたか、脅迫を受けたかとの質問に対し、バードシャ氏は「議員の決定は一部の人々を幸せにし、他の人々を不幸にする。不幸な人々は恨みを抱き、敵になる可能性がある」と述べた。

連絡を受けたダウラトプル警察署の責任者であるミール・アタハル・アリ氏は、過失の疑惑を否定した。

「我々は故人の葬儀中に騒ぎが起きないようにした。さらに、故人の家族から不安を訴える人は誰もいなかった」と彼は語った。

一方、ティプーさんの遺体は昨日の朝、救急車でクルナのデヤナ・ウッタルパラにある先祖の家に運ばれ、その後、葬儀の後に地元の墓地に埋葬された。


Bangladesh News/The Daily Star 20250112
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/family-members-living-amid-fear-and-insecurity-3797316