[The Daily Star]マレーシアのパーム油在庫は洪水の影響で生産量が落ち込み、12月に3カ月連続で減少し、2023年5月以来の最低水準に達したことが業界規制当局のデータが金曜日に示した。
インドネシアに次ぐ世界第2位のパーム油生産国である同国の在庫減少は、昨年11月に約2年半ぶりの高値を付けた後、ここ数週間で急激に調整している指標パーム油先物相場を支える可能性がある。
マレーシアパーム油委員会(議員OB)のデータによると、12月末のマレーシアのパーム油在庫は前月比6.91%減少し、19カ月ぶりの低水準の171万トンとなった。
原油パーム油生産量は8.3%減の149万トンで、2024年3月以来の最低水準となった。一方、パーム油輸出量は9.97%減の134万トンで、6カ月ぶりの低水準となった。
ロイターの調査では、在庫は176万トン、生産量は148万トン、輸出量は138万トンと予想されていた。
ムンバイに拠点を置く植物油ブローカー、サンビン・グループの調査責任者、アニルクマール・バガニ氏は、国内消費の増加により在庫が予想以上に減少したため、12月の議員OBデータは市場にとって若干強気となっていると述べた。
データによると、マレーシアのパーム油消費量は12月に前月比53%増の30万9865トンとなった。
パーム油は競合する大豆油やヒマワリ油よりも割高で取引されており、価格に敏感な買い手からの需要を引き付けるためには価格調整が必要だと、ムンバイを拠点とする国際貿易会社のトレーダーは述べた。
「1月になっても輸出は低迷し続ける可能性が高い」とトレーダーは語った。
Bangladesh News/The Daily Star 20250113
https://www.thedailystar.net/business/news/malaysian-palm-oil-stocks-hit-19-month-low-3798061
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